医療事務とはこんな仕事
医療事務は病院やクリニックなどの医療機関で受付や会計、診療報酬請求業務(レセプト)、患者への対応などを行う仕事です。医療行為には直接関わりませんが、病院の運営や収入に関わる大切な仕事です。
基本的な業務内容はどの医療機関でも同じため、実務経験があれば年齢不問の場合が多く、正社員・パートなど多様な勤務も可能なため、女性に人気の職種です。
医療事務の資格
医療事務の資格は国家資格ではなく、財団法人や民間団体が主催する資格になり、30種類以上もあります。医療事務の仕事に就くのに資格は必須要件ではありませんが、未経験で仕事を探す場合、資格があることで採用されやすくなります。また、試験勉強を通して習熟した知識が実務でも役立ちます。
資格の種類が豊富なため、目指す資格を絞込み、対応する講座などで勉強していく必要があります。
医療事務の資格試験に合格する
医療事務の勉強法は、1)通学講座、2)通信講座、3)専門学校、4)独学 の4通り。
医療事務の試験ではレセプトや医療保険制度、法規にわたって多岐に出題されます。初心者ではとっつきにくく広範囲の内容になるため、自分の生活スタイルや学習レベルにあった勉強法を選ぶのがポイントです。
初めて勉強する人の多くはスクールの通学講座か通信講座を活用しています。
医療事務の働き方
医療事務は生活スタイルに合わせて、正社員、パート、派遣社員といった働き方ができることも魅力。
子育てをしながら働きたいという女性でもパートで働くことができ、子どもが大きくなったら正社員を目指す、ということもできます。もちろん働き方によってメリット・デメリットがあるので事前に把握してから仕事を探すとよいでしょう。
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実際に病気やケガで苦しむ人のために働いているので、人の役に立つ・社会貢献しているという実感を得ることができます。 -

募集年齢の幅が広めに設定されているほか、結婚や出産で一度現場を離れても、実務経験を重視されるので復帰しやすいといえます。 -

全国どこの医療機関でも通用する能力なので、例えば結婚して他県にすむことになっても、働くことができます。 -

病院などの施設の診療時間には、午前診、午後診、夕診、救急などさまざまなパターンがあるため、それに合わせて正社員・パートどちらも数多くの勤務形態が見られます。
そんな自分のライフスタイルに合わせて幅広い勤務形態が選べます。また、それに応じた求人が多いのが、女性に人気の理由です。 -

超高齢化社会を迎えている昨今、病院や医療機関だけでなく、介護保険施設も飛躍的に増加。
医療施設があるかぎり、そこで働くスタッフが必要とされるので、将来性もあるお仕事と言えます。 -

デスクワークが多いお仕事です。なので、肉体的な負担は軽い。ここも人気のひとつです。
どんなお仕事?
まず病院に入り、最初に受付を済ませ、診察をし、会計を行う。
その間にはさまざまな人たちと接する機会があります。
その中で、『受付』と『会計』をするときに接する事務員さん。その方々が、医療事務のお仕事をしている方です。
家資格を持った医師や看護師などの職業の方と、患者さんとのパイプ役を果たすお仕事、とも言えます。
患者さんにとっては、医師たちよりも比較的接しやすい、身近な存在・・・と言ってもいいかもしれません。
主な仕事内容は、受付や会計、電話の応対など、いわゆる「事務」のお仕事です。
そのほかにも、私たちの見えないところでは会計の総計算、カルテを管理し、運ぶ、デスクで病院内のあらゆるデータの取り扱いなどを行っています。
一般的な「事務」と違うの?
一見、一般的な「事務」のお仕事と思われがちです。しかし、医療機関では『医療事務』という名称で認識されています。どうしてでしょうか。
それは、病院ならではの特殊な事務、“診療報酬請求業務”(=レセプト業務)があるからです。
レセプト業務とは?
レセプト業務(=診療報酬請求業務)とは、どういうお仕事なのでしょうか?
日本では、病気や怪我をしてしまった時の医療費負担を軽くするため、国の制度として国民全員が健康保険に加入することが義務づけられています(国民皆保険制度)。
まず病院は、診療を金額に換算します。その費用の3割分は患者さんに、残りの7割分を国に請求しなければなりません。
その医療費を国に請求する前に審査機関を通さないといけません。
そこで病院は審査機関へ診療内容を提示し、診療費を請求することになります。
審査機関への請求業務が“診療報酬請求業務”です。
そして“一人の患者さんの1ヶ月分の診療代”を集計した用紙を“診療報酬明細書”といい、通常「レセプト」と呼ばれています。病院にとっては、大変重要なお仕事なのです。






