医薬品登録販売者の資格について
薬剤師が不在でも医薬品の販売が可能な資格
一般用の医薬品をドラッグストアなどで販売するためには薬剤師がいなくてはならないというのが従来の決まりでした。
しかし2009年6月1日からこの決まりが改められ、薬剤師が不在でも医薬品の販売が可能になりました。
その際に薬剤師に代わって常駐が必要となったのが医薬品登録販売者(一般的には登録販売者)です。
この医薬品登録販売者の資格を取得している人は第2類医薬品、第3類医薬品に限り、ドラッグストアなどでの販売が許されています。
すでに薬種商販売業として営業している場合には取得しているものとしてみなされますが、新たに資格を目指す場合には試験に合格し取得する必要があります。
試験内容の詳細
この医薬品登録販売者の資格試験は2008年8月に第1回が実施されました。
この試験には一定の受験資格が設けられており、
「高校卒業かつ満1年以上の実務経験」「高校未卒業、卒業同等資格を持たない場合は満4年以上の実務経験」「6年生薬学部、旧4年制薬学部などの卒業者」「その他都道府県知事が認めた者」などとなっています。
試験内容は、以下の五つの項目から成り立っています。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識
・人体の働きと医薬品
・主な医薬品とその作用
・薬事関係法規・制度
・医薬品の適正使用・安全対策
この中で「主な医薬品とその作用」のみが40問の出題、あとは各20問の出題となっており、合計120問となっています。
気になる合格率と、今後の課題
合格率は第1回の試験で68%。
まだ歴史が浅い資格のため、合格率や試験の難易度に関しては今後上下動する可能性があります。
資格取得を目指す場合には、細かい情報収集が必要となるでしょう。
従来では薬剤師の常駐が義務付けられていたため、医薬品の販売網が制限されるという問題点がありました。
しかしこの医薬品登録販売者の登場によって、より幅広い範囲での販売が可能になりました。
コンビニエンスストアでの販売も進むことが期待されています。
それだけに、今後ドラッグストアを中心に急速に需要が高まることが予想されているこの医薬品登録販売者資格。
注目の資格といえるでしょう。
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